韓国が日本の植民地になって何が起きたのか

 

1910年8月に朝鮮半島は日本の植民地になりました。518年続いた朝鮮王朝は終焉し、代わって朝鮮総督府が日本による朝鮮半島支配の総本山になりました。

根本は「軍事統治」

朝鮮総督府は天皇に直属し、日本の内閣からも独立した組織となっていました。そして、立法・行政・軍事の権力を握って、朝鮮半島の命運を左右したのです。
一言で言えば、日本による朝鮮半島支配の根本は「軍事統治」ということでした。朝鮮総督に就任する人物が現役の陸海軍大将であったことも、武官専制を表していました。
初代総督に選ばれたのは、日本の陸軍大臣との兼務になった寺内正毅です。彼は当初から朝鮮半島において強圧的な軍政を行ないました。言論・集会・結社の自由が完全に奪われましたが、朝鮮半島の人々は服従するしかありませんでした。




1911年には朝鮮教育令が公布されて、日本語による臣民教育が全土で開始されました。
また、日本が朝鮮半島を植民地にしたのは権益を完全に手中にすることが目的でしたので、それに沿った政策が次々に実行されました。その中で、朝鮮半島の人々が一番困ったのが土地調査事業です。
これは、固定資産税徴収のための地形の調査が名目でしたが、現実的には多くの土地が日本人地主や国策会社に払い下げられました。結果的に、農民の多くが土地を失いました。また、この時期に朝鮮総督府は会社令を制定し、朝鮮半島の民族資本の産業を制限しました。生活に困窮する人たちが続出し、多くの人が職を求めて日本や満州に渡っていきました。(ページ2に続く)

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ドラマ『トンイ』は日本でも大人気を博した。トンイを演じたハン・ヒョジュの魅力もあって、トンイがいかにも明るくて純粋な女性のように描かれていた。一方の張禧嬪は、朝鮮王朝3大悪女の1人に数えられて、悪女の代名詞になっている。しかし、本当の悪女はどちらだったのだろうか。史実を見ていくと、トンイの別の顔が見えてくる。

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