絶世の張禧嬪(チャン・ヒビン)/朝鮮王朝美女列伝4

張禧嬪の死罪

粛宗は張禧嬪を次第に遠ざけ、側室の淑嬪(スクピン)崔(チェ)氏に夢中になっていった。危機感を覚えた張禧嬪は、淑嬪崔氏を監視して執拗に嫌がらせをする。しかし、淑嬪崔氏と粛宗との間に男子が誕生すると張禧嬪の形勢はさらに悪化し、粛宗も悪い噂の絶えない張禧嬪を正室から降格させて、仁顕王后を復位させた。納得できない張禧嬪は、仁顕王后を呪う儀式を行なった。
1701年、仁顕王后が原因不明の病に倒れ、亡くなる。張禧嬪の行ないは、やがて粛宗の知るところとなり、張禧嬪は死罪となる。
粛宗は最後の情けで張禧嬪が残した息子の王位継承権を奪わず、息子は20代王・景宗(キョンジョン)として即位した。




しかし、罪人の息子を王と認めない者は多かった。それほど張禧嬪は嫌われていたのである。

文=康 熙奉(カン ヒボン)
よみうりカルチャー北千住(03-3870-2061)で「韓流時代劇がもっと面白くなる朝鮮王朝の歴史解説」という講座を行ないます。7月17日、8月21日、9月18日の3回シリーズで午後3時半から5時まで。人気の時代劇の背景となっている歴史についてたっぷり語ります。
https://www.ync.ne.jp/kitasenju/kouza/201907-01371907.htm

妖艶な黄真伊(ファン・ジニ)/朝鮮王朝美女列伝1

絶賛の敬恵(キョンヘ)王女/朝鮮王朝美女列伝2

実直な淑嬪・崔氏(トンイ)/朝鮮王朝美女列伝3

慈愛の金万徳(キム・マンドク)/朝鮮王朝美女列伝5

粛宗(スクチョン)の母が張禧嬪(チャン・ヒビン)を王宮から追い出した!

張禧嬪(チャン・ヒビン)!側室に転落した王妃

ページ:
1

2

関連記事

ピックアップ記事

注目記事のエッセンス1

記事「トンイは張禧嬪(チャン・ヒビン)より悪女なのか?」

ドラマ『トンイ』は日本でも大人気を博した。トンイを演じたハン・ヒョジュの魅力もあって、トンイがいかにも明るくて純粋な女性のように描かれていた。一方の張禧嬪は、朝鮮王朝3大悪女の1人に数えられて、悪女の代名詞になっている。しかし、本当の悪女はどちらだったのだろうか。史実を見ていくと、トンイの別の顔が見えてくる。彼女は、ドラマで描かれたような女性ではなかったのではないだろうか。そして、張禧嬪のほうは、伝えられているような悪女ではない一面も見えてくるのだが‥‥。

注目記事のエッセンス2

記事「チーズタッカルビは新大久保でなぜ人気があるのか」

そのままでも高い人気を誇ってきた「タッカルビ」。それにチーズを多めにからませるという斬新な発想から出来上がったのがチーズタッカルビだ。
新大久保の韓国レストランに行って、実際に食べてみよう。
焼き上がったタッカルビが鉄板の両脇に並べられ、その中央にチーズがたっぷり置かれているのが、典型的なチーズタッカルビだ。

ページ上部へ戻る