パク・ソジュン主演の『梨泰院クラス』で度肝を抜かれた場面は?(特別編)

 

『梨泰院クラス』は、主人公のパク・セロイが最大の敵である長家グループのチャン・デヒに復讐する物語だ。それがドラマのメインになっているのだが、すごいのは、心を奮い立たせるサクセスストーリーにもなっているところだ。

写真=JTBC『梨泰院クラス』公式サイトより




パク・セロイの生き様

物語の展開を見てみよう。
すべてを失ったパク・セロイが、監獄に入った後の生き方がすごい。
父親の死亡保険金を投資によって大いに増やし、社会に出た後は長い間肉体労働をしながらお金を貯めていく。
外食産業ナンバーワンの長家グループを倒して、自分が一番になるという壮大な目標があるから、死に物狂いで努力ができたのだ。
そして、梨泰院にタンバム(甘い夜)という居酒屋をひらいてからは、とにかく人を大事にして商売を続けていく。
パク・セロイのビジネスの哲学は、人と信頼を大事にするということだった。
ひたすら金を儲けようというわけではない。
仲間と一緒に目標を達成することが大事だった。
象徴的なシーンがある。




それは、料理担当のマ・ヒョニが不評だったときのことだ。
マ・ヒョニにこれまでの給料分を渡す場面で、「もう来なくていい」と言うのかと思ったら、「2倍渡したから、その分努力してほしい」とパク・セロイは述べた。
凄い逆転だ。
そういうことを言えるのがパク・セロイという男なのである。
『梨泰院クラス』というのは、パク・セロイの生き様を見ているだけでも本当に勇気づけられるドラマだった。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

『梨泰院クラス』でパク・ソジュンが演じたパク・セロイがカッコ良すぎる!

『梨泰院クラス』ではパク・セロイと父の親子愛に感動!

パク・ソジュン主演の『梨泰院クラス』はいかに難敵に挑んだか

パク・ソジュン主演の『梨泰院クラス』で度肝を抜かれた場面は?

パク・ソジュンの兵役時代の話がメチャ面白い!

注目記事のエッセンス1

記事「トンイは張禧嬪(チャン・ヒビン)より悪女なのか?」

ドラマ『トンイ』は日本でも大人気を博した。トンイを演じたハン・ヒョジュの魅力もあって、トンイがいかにも明るくて純粋な女性のように描かれていた。一方の張禧嬪は、朝鮮王朝3大悪女の1人に数えられて、悪女の代名詞になっている。しかし、本当の悪女はどちらだったのだろうか。史実を見ていくと、トンイの別の顔が見えてくる。

ページ上部へ戻る