活用方法を工夫する
先に紹介したように、唐辛子の効能は本当に幅広い。
日本でもかつての「激辛ブーム」がおさまって、今度は唐辛子の本当の価値が認められ、受け入れられるようになってきた。
つまり、刺激を求めるだけでなく、ダイエットや健康のために適度な唐辛子を積極的に摂取しようという傾向になったのだ。
特に、健康の自己管理が必要となった現代において、唐辛子をいかに活用するかがとても重要な要素になってきている。
ただし、過大な期待は禁物だ。カプサイシンの効果には個人差があることを忘れてはならない。
かなりの量のカプサイシンをとらないとダイエット効果が得られないという報告もある。なにごとも過信は禁物だ。
また、辛いものに慣れていない日本人は、唐辛子の食べすぎで胃をこわすこともあるので、このあたりは特に注意したい。
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