『梨泰院クラス』の面白さは復讐劇だけではない!

 

韓国でも日本でも人気になっている『梨泰院クラス』は、パク・ソジュンが演じる主人公のパク・セロイが最大の相手に復讐する物語だ。しかし、それがメインだとしても、『梨泰院クラス』は非常に多彩なテーマを持っている。

写真=JTBC『梨泰院クラス』公式サイトより




多様な生き方

『梨泰院クラス』が面白いのは、パク・セロイの生き方がすばらしいからだ。
彼の生きる原動力になっているのが復讐心だ。
自分からすべてのものを奪い取ったチャンガ・グループのチャン・デヒ会長に、屈辱の辛さを思い知らせなければならない。
だが、チャン・デヒ会長はとてつもなく難敵だ。恐ろしく手ごわい。とはいえ、ひるむようなパク・セロイではない。
しかも、相手が強ければ強いほど、立ち向かうパク・セロイにもパワーが備わっていた。日々、凄い勢いで成長を続ける彼は、梨泰院の仲間たちとともに大きな野望に向かって突き進む。
それは、チャンガ・グループに勝って外食産業でナンバーワンになることだった。
困難なことだが、パク・セロイには勝算があった。特に、マネージャーになっていたチョ・イソの才能が抜きんでていた。彼女と一緒にやっていければ、チャンガ・グループに勝てるとパク・セロイは考えていた。




しかも、彼には投資で助けてくれる同期生がいたし、料理人として飛躍的に成長した仲間がいた。
とにかく、パク・セロイの仲間たちが心強い。トランスジェンダーや多国籍の人の問題を同時に扱いながら、『梨泰院クラス』は多様性を示している。
復讐劇だけでなく、現代に生きる人たちの熱い生き方も描いている。そこが『梨泰院クラス』が一番面白いところだ。

文=「ヨブル」編集部

『梨泰院クラス』ではパク・セロイと父の親子愛に感動!

パク・ソジュン主演の『梨泰院クラス』はいかに難敵に挑んだか

パク・ソジュン主演の『梨泰院クラス』で度肝を抜かれた場面は?

今年前半の最大の話題はパク・ソジュンが演じたあのヒーロー?

『梨泰院クラス』でパク・ソジュンが演じたパク・セロイがカッコ良すぎる!

注目記事のエッセンス1

記事「トンイは張禧嬪(チャン・ヒビン)より悪女なのか?」

ドラマ『トンイ』は日本でも大人気を博した。トンイを演じたハン・ヒョジュの魅力もあって、トンイがいかにも明るくて純粋な女性のように描かれていた。一方の張禧嬪は、朝鮮王朝3大悪女の1人に数えられて、悪女の代名詞になっている。しかし、本当の悪女はどちらだったのだろうか。史実を見ていくと、トンイの別の顔が見えてくる。

ページ上部へ戻る