韓流ファンのための時代劇傑作紹介4!『ファン・ジニ』と『トンイ』

 

韓国時代劇の傑作を紹介するシリーズの4回目。『ファン・ジニ』は「伝説の女性」の数奇な運命を鮮やかに描いており、『トンイ』は苦しい局面でも前向きに生きる主人公のトンイがとてもいい。




『ファン・ジニ』

朝鮮王朝時代、詩と踊りに優れた最高の妓生(キーセン)として実在した黄真伊(ファン・ジニ)を描いた本作。ドラマの中のファン・ジニは、両班の父と妓生の母の間に生まれた。当時、妓生の子は妓生になるきまりがあり、それを回避する唯一の方法は寺に出家することだけだった。こうして、母は娘を寺に預けるのだが、偶然、妓生たちの踊りを見てしまったファン・ジニは心を奪われて、自ら妓生の道を志すようになっていく。ファン・ジニの初恋の相手を演じたのがチャン・グンソク。美しい姿にウットリだ。
放送日/2006年10月11日~2006年12月28日
放送局/韓国KBS(全24話)
演出/キム・チョルギュ
脚本/ユン・ソンジュ




出演(役名)/ハ・ジウォン(ファン・ジニ)、キム・ヨンエ(ペンム)、チャン・グンソク(ウノ)、キム・ジェウォン(キム・ジョンハン)
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