パク・ボゴムの活動記録4「試練が与えた優しさ」

 

『雲が描いた月明り』で、芯の強い世子(セジャ)の役を好演したパク・ボゴム。彼の少年時代には、様々な試練があった。それを乗り越えたからこそ、いまのパク・ボゴムがあるのだろう。

厳しい境遇

記者会見やインタビューなどでパク・ボゴムに会った人は、誰もがその優しさに魅了される。物腰が柔らかくて、周囲の人への気遣いが溢れていて、さらに謙虚な姿勢を保っている。
「よほど育ちがいいのかな」
そう思うのが当たり前なのだが、実際のパク・ボゴムはそうではなかった。
彼は、厳しい境遇の中で成長している。小学生のときに母親が亡くなっており、とても辛い日々を過ごした。
中学生のときは父親が起業したのだが、多額の借金を背負ってしまい、なんと中学生のパク・ボゴムも連帯保証人として負債がのしかかってきたという。その精神的な重圧たるや、いかばかりだっただろうか。さらには、俳優活動を始めたあとも、負債のために自己破産をせざるをえなかった。




こうした出来事を振り返ってみても、パク・ボゴムには様々な試練があったと言わざるを得ない。
(ページ2に続く)

パク・ボゴムの活動記録1「『雲が描いた月明り』のイ・ヨンとは?」

パク・ボゴムの活動記録2「主人公イ・ヨンを語る」

パク・ボゴムの活動記録3「温かい人柄を実感!」

イ・ヨン(孝明世子)の史実はどう記録されているか

パク・ボゴムが演じたイ・ヨン(孝明世子〔ヒョミョンセジャ〕)の人生!

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