独自の俳優像/パク・ソジュンの神髄:第2回

 

『キム秘書はいったい、なぜ?』はパク・ソジュンの演技の多様性をとことん見せてくれるドラマだと言っても過言ではないだろう。本当に彼は不思議なキャラを演じるときに持ち味を発揮してくれる。

写真=韓国tvN公式サイトより




振れ幅が大きい

パク・ソジュンが扮するヨンジュンとパク・ミニョンが演じるキム秘書は、誰が見てもウットリするような「絵になるカップル」だ。
スペイン大使館で行なわれたパーティに手を組んで入場してきたときの2人……まさに、天下の美男美女という感じでサマになっていた。
こういうビジュアルを場面としてドラマに折り込めるのも、パク・ソジュンとパク・ミニョンの大きな持ち味と言えるだろう。
今までも韓国ドラマには愉快なラブコメがたくさんあったが、この『キム秘書はいったい、なぜ?』は新しい意味でラブコメの王道を作るドラマであった。
しかし、『花郎(ファラン) 希望の勇者たち』はシチュエーションがまったく違った。
パク・ソジュンが演じるソヌは、亡き親友の仇を討つために国王すら殺してしまおうかという激情の男だった。
しかも、目的を遂行するためなら手段を選ばないほど過激な性格を持っていた。




そういう役をパク・ソジュンは強い使命感を持って演じていた。
改めて見ると、『花郎(ファラン) 希望の勇者たち』のソヌという役と、『キム秘書はいったい、なぜ?』という役は、キャラクターが正反対だった。
こういう振れ幅が大きい演技を通して、パク・ソジュンは独自の俳優像を作り上げてきたのである。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

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