ゴマにはビタミンのA、C、Eの3つが豊富に含まれている。ビタミンAは目の健康を保つ栄養素であり、鼻や喉の粘膜を丈夫に保つ働きをする。ビタミンCは、風邪の予防、疲労回復に効果があると言われており、ビタミンEは生活習慣病の予防に効果があるばかりでなく、若返りのビタミンと言われるほど体内の老化物質を排除してくれる。
ゴマは抗酸化に役立つ
ゴマにはポリフェノール(赤ワインに多く含まれていることで有名な老化防止物質)の一種であるセサミンという抗酸化物質があって、老化防止や抗酸化に一役買っている。
これにはもう少し詳しい説明が必要かもしれない。
そもそも老化の元凶として有力視されているのが活性酸素である。
人間は酸素がなければ生きていけないが、実は体内に入った酸素のおよそ2%は毒性の強い酸素になってしまう。これが活性酸素で、大量に発生するとからだの細胞を酸化させて老化を早めてしまう。
この活性酸素によってからだが酸化してしまうのを防いでくれるのが抗酸化物質であり、特にビタミンA、C、E、B2 が抗酸化ビタミンとして有効だ。この中で、A、C、Eがたくさん含まれているのだから、ゴマは本当に貴重だ。(ページ2に続く)
キノア(Quinoa)とは何か/ダイエットに活用できるスーパーフード