『七日の王妃』の端敬(タンギョン)王后はなぜ復位できなかったのか

惜しまれる事態

端敬王后の復位を望む声は日増しに強くなった。
中宗も大いに気を良くした。
「ぜひとも彼女と再び」
しかし、最終的にはやはり、クーデターを成功させた高官の一部が強硬に大反対を主張した。




それによって、せっかく期待された端敬王后の復位は、結局は実現が不可能になってしまった。
やむなく中宗は3人目の正室として文定(ムンジョン)王后をめとったのだが、この女性がまれにみる悪女だった。
そのせいで、朝鮮王朝の政治は大きく混乱した。
それだけに、文定王后でなく端敬王后を復位させていれば、朝鮮王朝の歴史はいい方向に行っていたはずなのに……。
そのことが惜しまれる。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

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