次の作品も決まっていたが……
ブラックリストは作成されただけではなく、そこに名前が乗った人の活動を意図的に妨害する工作が行なわれた。
たとえば、文化活動に対する政府の補助金を削ったり、俳優であればテレビ局に圧力をかけて出演できないようにしたり……。
韓国でドラマを放送している地上波の3局のうち、完全な民間放送のSBSを除く2局には政府の息がかかっている。KBSは公共放送局であるし、MBCは政府が出資して民間で運営する半官半民の放送局だ。しかも、この2局の人事に政府が関与できるので、政権の以降が反映されやすい。それだけに、政権が俳優の出演に影響力を行使することも可能だった。
そうであるならば、イ・ジュンギはどんな妨害を受けたのか。
彼は2010年5月に兵役で入隊したのだが、このときは兵役の延期を申請していたのに、それが認められなかった。彼は次の作品も決まっていたのだが、やむなく芸能活動を中断して兵役に入った。
しかし、これは希有なケースだと言える。
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イ・ジュンギ、ヒョンビン、東方神起ユンホ/入隊時に語った名セリフを思い出す
イ・ジュンギが『麗<レイ>』で演じた光宗(クァンジョン)に魅せられる!