『82年生まれ、キム・ジヨン』でコン・ユの出演場面が増えた理由とは?

 

映画『82年生まれ、キム・ジヨン』が10月に韓国で公開される。同名の原作小説は2016年に発刊されて韓国で100万部以上のベストセラーになっている(日本で翻訳出版された同書は13万部以上発行のベストセラー)。これほど話題性がある映画でコン・ユはどんな演技を見せてくれるのか。




チョン・ユミとコン・ユの共演

原作小説の『82年生まれ、キム・ジヨン』は、韓国社会で女性が背負う重圧を様々なエピソードで表現していた。
映画もストーリーの骨子を受け継いでいる。チョン・ユミが主人公のキム・ジヨンに扮していて、その夫の役がコン・ユだ。
その夫……チョン・デヒョンは妻のこれまでの生き方を理解し、一緒に苦悩を分かち合おうとする。このように、チョン・デヒョンは妻に寄り添う優しい夫である。
この夫の出演シーンが映画では多いという。小説よりずっと出番が増えたのだ。
それについて映画の制作陣は、「コン・ユが出演することで、チョン・デヒョンのキャラクターが重厚になった」と説明している。
つまり、トップ俳優のコン・ユが扮するだけに、それに応じて役柄の比重が大きくなったというわけだ。
それは当然かもしれない。なにしろ、『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』以降3年ぶりにコン・ユが本格的な演技を見せる。




シナリオもコン・ユの出演に合わせて脚色されたのだ。
そんな中でコン・ユがどんな演技を見せてくれるのか。10月の公開に向けて期待が高まる。

文=「ヨブル」編集部

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