社会服務要員として福祉施設で勤務していたイ・ミンホが兵役を終了させたのは2019年4月25日だった。注目されたのが復帰の第1作目だったのだが、それはすぐには決まらなかった。
すばらしい才能が集結
兵役から復帰した俳優の場合、最近はすぐに復帰作が決まるケースが多い。チョン・イルもそうだったし、チ・チャンウクも同様だった。
しかし、イ・ミンホは時間をかけて復帰作を選んだ。その末に決めたのが『ザ・キング:永遠の君主』である。
脚本を担当するのは超大物のキム・ウンスク作家だ。
過去には『シークレット・ガーデン』『太陽の末裔』『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』などの大ヒット作品を次々に手掛けている。今や韓国テレビ界ではナンバーワンの脚本家だ。
しかも、キム・ウンスク作家とイ・ミンホには深い縁がある。イ・ミンホが主演した『相続者たち』もキム・ウンスク作家の作品だ。
このときの信頼感が根底にあって、イ・ミンホは再びキム・ウンスク作家と組むことになった。
そして、共演相手はキム・ゴウンである。『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』で演技力を高く評価された女優だ。
監督もまた大物である。『太陽の末裔』のペク・サンフン監督が『ザ・キング:永遠の君主』の演出を担当する。
すばらしい才能が集結したイ・ミンホの復帰作は不思議な設定のドラマで、主人公が異次元の世界を自在に動く。そういう特異な世界観を体現できる俳優としてイ・ミンホが真価を発揮するだろう。
『ザ・キング:永遠の君主』は、2020年上半期にSBSで放送される予定だ。
文=「ヨブル」編集部