秋の天皇賞が10月30日に行なわれ、9万1029人の観客が東京競馬場に詰めかけた。そのうちの1人が私。曇り空で肌寒い1日だったが、伝統の天皇賞が開催されただけに、東京競馬場は大いに盛り上がった。
競馬場には刺し身が合う
東京競馬場に行くときにかならず立ち寄るのが、京王線府中駅のそばの魚屋。刺し身が安くて旨いので、いつも三つほど買っていく。
この日は、まぐろの中落ちがなかった。それは残念だったが、タチウオと本マグロが美味しそうだった。
さらに、いつものシメサバを加えて、3つ買って東京競馬場に向かった。
毎回陣取るのはゴール過ぎの芝生席。すでに隙間がないほど先客で埋まっていたが、なんとか必死に探して、かろうじて3人分の空間を確保した。かなり無理やりだったけれど。となりに近づきすぎて文句を言われるかとヒヤヒヤしたが、ちょっとだけ睨まれて事なきを得た。(ページ2に続く)