神秘な世界に酔う!/「トッケビ」セレクト1

誰かの分身かも

人間が四度の人生を経験するならば、果たして自分は何度目の人生を歩んでいるのだろうか。
そう考えてみるのも、『トッケビ』というドラマがあったおかげだ。人間にとって最も根源的なことを描いている。
究極的に言えば、コン・ユが演じるキム・シンも、イ・ドンウクが扮する死神も、キム・ゴウンが演じるウンタクも、私たちを取り巻く「生」と「死」をくっきりとした形で見せてくれる人たちなのだ。
異なる世界に生きているように見えて、実は私たちのすぐそばにいる人たちの分身なのかもしれない。




そう考えると、神秘の世界が現実味を帯びてくる。
美しい映像と俳優たちの演技に魅せられながら、『トッケビ』が描く「空想と神秘の世界」を堪能できるのは、幸せなことだ。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

韓国の視聴者はどう評価したか/「トッケビ」セレクト2

人間の生死をどう描いたか/「トッケビ」セレクト3

コン・ユ主演の『トッケビ』の大きな見どころはココだ!

コン・ユが主演した『トッケビ』を韓国の視聴者は「芸術」と捉えた!

コン・ユのすごさがわかる!/トッケビ全集2

出演依頼を5年も断ったコン・ユの演技は?/トッケビ全集3

固定ページ:
1 2 3

4

注目記事のエッセンス1

記事「トンイは張禧嬪(チャン・ヒビン)より悪女なのか?」

ドラマ『トンイ』は日本でも大人気を博した。トンイを演じたハン・ヒョジュの魅力もあって、トンイがいかにも明るくて純粋な女性のように描かれていた。一方の張禧嬪は、朝鮮王朝3大悪女の1人に数えられて、悪女の代名詞になっている。しかし、本当の悪女はどちらだったのだろうか。史実を見ていくと、トンイの別の顔が見えてくる。

ページ上部へ戻る