『愛の不時着』『梨泰院クラス』を見た人が次々にコン・ユ主演『トッケビ』を見ている

 

『愛の不時着』や『梨泰院クラス』が日本で大人気になって、韓国ドラマの他の人気作品を見る人が増えている。中でも、『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』が新たに脚光を浴びてきた。

写真=tvN『トッケビ』公式サイトより




役者冥利の主人公

『トッケビ』と言えば、主役のコン・ユの存在感が際立っている。
そんな彼は、これまで多くの作品で多彩な人物を演じてきた。
俳優である以上、役になりきるために最大の努力をするのは当然のことだが、そういう仕事を離れて個人的に役に没入してしまうことが、どんな俳優にも経験として起こりうるという。
そうであるならば、コン・ユの場合は、どんな役柄に、身も心もはまりきったのであろうか。
彼の場合は、それが『トッケビ』のキム・シンだという。
「『トッケビ』はとても多くのことをお見せできるドラマでした。深刻さ、切なさ、コミック、恋愛まで、俳優として多彩な姿をお見せできました。そして、とにかく神です。あのときだけは、私が世の中のすべてを手にした、と思いました」
コン・ユは、キム・シンを演じながら「神」の領域に近づいたのかもしれない。




実際、『トッケビ』の中でキム・シンは、900年前の高麗の将軍でありながら、王に裏切られて命を落とした。しかし、剣が胸に刺さったまま死にきれないで現世までさまよい続けていた。
彼は、雨を降らすことも天気を回復させることもできる万能の男で、地球の裏側にも瞬間的に飛んでいける。それなのに、1人の女性を前に感情だけはどうしてもコントロールできなくなっていた。
俳優として、成りきるのにこれほど不思議な人物設定はない。それだからこそ、コン・ユは「キム・シンに扮することは役者冥利」と感じたはずだ。それでコン・ユはキム・シンを「自分が選んだ代表的なキャラクターです」と断言したのだ。
こういう発言を聞いてから改めて『トッケビ』を見ると、ドラマの奥深さが一層感じられてくる。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

コン・ユ主演の『トッケビ』がこんなにも面白い理由とは?

コン・ユ主演の『トッケビ』は魂の不滅を抒情的に描いたドラマ!

『トッケビ』のコン・ユは「言葉の世界に生きる詩人」だった

コン・ユが主演した『トッケビ』を韓国の視聴者は「芸術」と捉えた!

コン・ユとイ・ドンウクの友情/「トッケビ」セレクト8

注目記事のエッセンス1

記事「トンイは張禧嬪(チャン・ヒビン)より悪女なのか?」

ドラマ『トンイ』は日本でも大人気を博した。トンイを演じたハン・ヒョジュの魅力もあって、トンイがいかにも明るくて純粋な女性のように描かれていた。一方の張禧嬪は、朝鮮王朝3大悪女の1人に数えられて、悪女の代名詞になっている。しかし、本当の悪女はどちらだったのだろうか。史実を見ていくと、トンイの別の顔が見えてくる。

ページ上部へ戻る