パク・ソジュンとパク・ミニョンの共演が『キム秘書』を傑作に導いた!

 

多彩な役柄をこなせる器用な俳優同士(パク・ソジュンとパク・ミニョン)が組んだ『キム秘書はいったい、なぜ?』は、韓国ドラマの持ち味が随所に生きている「堂々たるラブコメ」である。




すれ違う2人

パク・ミニョンは制作発表会でこう語っていた。
「キム・ミソの役を演じるにあたって、しっかりとダイエットして秘書にふさわしい身のこなしを心掛けました」
パク・ミニョンは役作りがとても熱心だ。その甲斐があって、演じているキム秘書は完璧な仕事ぶりだった。
ドラマのストーリーを見てみよう。
ユミョン・グループ副会長のイ・ヨンジュン(パク・ソジュン)は完璧な男のはずだった。外国語が堪能で、仕事が抜群にできて、長身で、ハンサム。「完璧な人間しか愛さない」と言っている彼は、一番自分が好きだというナルシスト。常に自分が最高だと思っている。
そんなヨンジュンに長く仕えたのがキム・ミソ(パク・ミニョン)だ。秘書として有能だし、容姿も美しい。このキム・ミソが、突然退職を願い出るところからドラマは始まっていく。




とにかく、ヨンジュンは理由がわからない。なぜ、ミソが秘書を辞めたがるのか。
実は、ミソは自分の家が抱えていた借金をすべて返し終わり、今度は自分の人生を自由に歩みたいという強い希望を持っていた。
しかし、そういう気持ちがヨンジュンはまるでわからない。あげくの果てには、自分のことをミソが愛しているのではないかと錯覚すらしてしまう。
そんな中で、何度もヨンジュンはミソに対して退社を思いとどまるように言うのだが、ミソの決心は変わらない。
そして、物語は意外な方向に展開していく……。
自意識過剰なヨンジュンに成りきっているパク・ソジュンにも惹かれるし、そのヨンジュンを大いに悩ますキム・ミソを巧みに演じるパク・ミニョンの演技力も凄い。
2人の共演は大成功だったと言える。

構成=「ヨブル」編集部

パク・ボゴムが2020年公開の『徐福』で人類初のクローン人間に挑戦!

『トッケビ』からずっとコン・ユとイ・ドンウクの友情が続く!

イ・ミンホの復帰作『ザ・キング:永遠の君主』が凄い!

イ・ジュンギこそが永遠のチャレンジャー!

NHK・BSでチョン・イル主演の『ヘチ』が放送スタート!

注目記事のエッセンス1

記事「トンイは張禧嬪(チャン・ヒビン)より悪女なのか?」

ドラマ『トンイ』は日本でも大人気を博した。トンイを演じたハン・ヒョジュの魅力もあって、トンイがいかにも明るくて純粋な女性のように描かれていた。一方の張禧嬪は、朝鮮王朝3大悪女の1人に数えられて、悪女の代名詞になっている。しかし、本当の悪女はどちらだったのだろうか。史実を見ていくと、トンイの別の顔が見えてくる。

ページ上部へ戻る