コン・ユ主演の『トッケビ』がこんなにも面白い理由とは?

 

ドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』に、どこまでリアリティがあるのだろうか。このドラマには、人間の生活をありのままに描いていく写実性はない。むしろ、ありえないことが連続するファンタジーなのだ。しかも、複雑な現代社会では、リアリティよりファンタジーのほうが、より人間の本質に迫れる場合が多い。

tvN 『トッケビ』公式サイトより




トッケビの花嫁

『トッケビ』の脚本を書いたキム・ウンスクは『シークレット・ガーデン』や『太陽の末裔』を書いた大物だ。
その力量はこのドラマでも存分に発揮された。
特筆すべきは、展開される世界が時空を超えて縦横無尽に広がっていくところ。特に、物語の設定がとても興味深い。
主役のキム・シン(コン・ユ)は、高麗時代の武将で現代まで900年も生き続けている男だ。彼は、王に裏切られて、胸に剣を刺されてしまった。しかし、死ぬことができず、そのまま苦しみながら現代までトッケビとしてさまよっている。
キム・シンが往生するためには、トッケビの花嫁を見つけて、胸に刺さった剣を抜いてもらわなければならない。




そして、彼はついに高校3年生のウンタク(キム・ゴウン)を見つけた。彼女は幽霊を見る力を持っていた。
「彼女ならにきっと剣を抜いてくれる」
キム・シンはそう期待したのだが……。(ページ2に続く)

今の韓国ドラマなら『トッケビ』を絶対見たい!

『トッケビ』で演技を絶賛されたコン・ユ

コン・ユが導く『トッケビ』の世界が人間の生死を乗り越えていく

https://goo.gl/3W8fMW

『トッケビ』を見ているとコン・ユのすごさがわかる!

https://goo.gl/AqYkMT

『トッケビ』のコン・ユ!出演依頼を5年も断った彼の演技は?

https://goo.gl/ePDuSH

固定ページ:

1

2 3

注目記事のエッセンス1

記事「トンイは張禧嬪(チャン・ヒビン)より悪女なのか?」

ドラマ『トンイ』は日本でも大人気を博した。トンイを演じたハン・ヒョジュの魅力もあって、トンイがいかにも明るくて純粋な女性のように描かれていた。一方の張禧嬪は、朝鮮王朝3大悪女の1人に数えられて、悪女の代名詞になっている。しかし、本当の悪女はどちらだったのだろうか。史実を見ていくと、トンイの別の顔が見えてくる。

ページ上部へ戻る