光海君(クァンヘグン)の斬首を執拗に主張した仁穆(インモク)王后!

 

1623年3月13日の明け方、綾陽君(ヌンヤングン/後の仁祖〔インジョ〕)に統率されたクーデター軍は、内通者の協力を得て王宮内に入り込み、重要な拠点を次々と占拠した。虚をつかれた光海君は、無駄な抵抗をせずに王宮を抜け出した。しかし、彼は後に捕らえられた。

写真=植村誠




激怒する王妃

綾陽君はすぐに慶運宮(キョンウングン/現在の徳寿宮〔トクスグン〕)に幽閉されていた仁穆(インモク)王后のもとに部下の金自点(キム・ジャジョム)を派遣した。
しかし、仁穆王后はこれまでの不平を言った。
「10年間も幽閉されていたが、誰も見舞いに来なかった。あなたたちにはどんな立場があって、こんな夜中に突然やってきたのか」
金自点は、仁穆王后が怒っていることを王宮にいた綾陽君に伝えた。綾陽君は部下たちに命じて、警護の兵を用意して王宮に仁穆王后を迎えようとした。しかし、彼女はかたくなに拒んだ。
その強硬な態度を知って、綾陽君が直接慶運宮に出向いた。彼は門の前にひれ伏し、処罰されるのを待った。




そんな彼に仁穆王后の言葉が伝えられた。
「綾陽君は宗子(チョンサ/本家の長男)だから、王統を継ぐのも当然だ。大きな功績を成し遂げたのに、なぜ処罰されることがあろうか」
仁穆王后はすでに機嫌を直していた。
綾陽君が慶運宮の中庭に通されると、仁穆王后が現れて声をかけてきた。(ページ2に続く)

光海君(クァンヘグン)!暴君ではなく名君?

金介屎(キム・ゲシ)!光海君(クァンヘグン)の裏で暗躍した女官

『華政』の主人公/貞明(チョンミョン)公主の人生!

仁祖(インジョ)!弟の復讐を果たして即位

張禧嬪(チャン・ヒビン)の息子の景宗(キョンジョン)はどんな王だったのか

ページ:

1

2 3

関連記事

注目記事のエッセンス1

記事「初心者でも大丈夫!おいしいキムチの作り方」

白菜は、塩漬けしたものを用意する。自宅で漬ける場合は、大きめのボールに入れた白菜の根元にまんべんなく塩を入れ込み、呼び水となる薄めの塩水を下に引いておく。呼び水を入れる理由は、日本の白菜は水分が少なめだからだ。
そして、重石をのせて一晩寝かせる。翌日に白菜の塩水を捨てながら、塩加減を調整していく。日本のおしんこより塩味が少し薄いくらいがちょうどいい。
また、面倒なときは、白菜の塩漬けを買ってくるという方法もある。
さらに、キムチ作りに欠かせないのが味の決め手となるヤンニョム。これをつくる際は、ごはんを入れることが大事なポイント。ごはんは糊の役目を果たし、キムチ全体にとろみを出してくれる。

注目記事のエッセンス2

記事「チーズタッカルビは新大久保でなぜ人気があるのか」

そのままでも高い人気を誇ってきた「タッカルビ」。それにチーズを多めにからませるという斬新な発想から出来上がったのがチーズタッカルビだ。
新大久保の韓国レストランに行って、実際に食べてみよう。
焼き上がったタッカルビが鉄板の両脇に並べられ、その中央にチーズがたっぷり置かれているのが、典型的なチーズタッカルビだ。
そのチーズも2種類というのが基本。1つはモッツァレラチーズで、もう1つはチェダーチーズである。鉄板の中央に2種類のチーズがたっぷり載せられている光景は、まさに圧巻である。

ページ上部へ戻る