パク・ボゴムが演じたイ・ヨン(孝明世子〔ヒョミョンセジャ〕)の人生!

現代に甦った世子

孝明世子は短期間に次々と政治的な実績を作っていった。
民衆のために刑罰を改めたりもした。彼の統治が続けば、朝鮮王朝は様々な面で改革の成果を見せたことだろう。
しかし、孝明世子の最大の課題は健康問題であった。彼は1830年閏4月に急に喀血し、5月に亡くなってしまった。




享年は21歳である。
政治を仕切ったのはわずかに3年間だった。
あまりに短いと言わざるをえない。彼は優秀な統治者であったが、寿命だけはどうすることもできなかった。
無念の死……それが歴史の事実なのだが、『雲が描いた月明り』は孝明世子を現代に甦らせた。パク・ボゴムが颯爽と演じたからこそ、その印象がとても良くなったのだ。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

イ・ヨン(孝明世子)の惜しまれる世子人生!

イ・ヨン(孝明世子)が長生きなら朝鮮王朝の歴史は変わっていたか

イ・ヨン(孝明世子)の劇的な人生を振り返る!

イ・ヨン/孝明世子(ヒョミョンセジャ)をめぐる歴史的背景とは何か?

笑顔に魅了されるパク・ボゴムの「笑わない表情」も素敵!

パク・ボゴムの謙虚さを見ていると誰もが応援したくなる

固定ページ:
1

2

注目記事のエッセンス1

記事「トンイは張禧嬪(チャン・ヒビン)より悪女なのか?」

ドラマ『トンイ』は日本でも大人気を博した。トンイを演じたハン・ヒョジュの魅力もあって、トンイがいかにも明るくて純粋な女性のように描かれていた。一方の張禧嬪は、朝鮮王朝3大悪女の1人に数えられて、悪女の代名詞になっている。しかし、本当の悪女はどちらだったのだろうか。史実を見ていくと、トンイの別の顔が見えてくる。

ページ上部へ戻る