忍耐の貞明公主(チョンミョンコンジュ)/朝鮮王朝美女列伝6

 

1603年、宣祖(ソンジョ)の継妃であった仁穆(インモク)王后が王女を産んだ。それが貞明(チョンミョン)公主である。仁穆王后は続いて1606年に永昌大君(ヨンチャンデグン)を産んでいる。貞明公主に弟ができたのだ。

ドラマ『華政(ファジョン)』の主人公だった貞明公主

長く苦しい監禁生活

貞明公主の父の宣祖は1608年に亡くなってしまった。そのとき、貞明公主は5歳で、永昌大君は2歳だった。
結局、宣祖の後を継いで15代王として即位したのは、貞明公主の異母兄の光海君(クァンヘグン)だった。
光海君は1575年の生まれである。貞明公主よりは28歳上だった。
この光海君の一派が王位を安泰にするために、永昌大君を1614年に殺してしまった。




さらに、仁穆王后と貞明公主は西宮(ソグン/現在の徳寿宮〔トクスグン〕)に幽閉された。こうして、2人にとって長く苦しい監禁生活が始まった。
(ページ2に続く)

妖艶な黄真伊(ファン・ジニ)/朝鮮王朝美女列伝1

絶賛の敬恵(キョンヘ)王女/朝鮮王朝美女列伝2

実直な淑嬪・崔氏(トンイ)/朝鮮王朝美女列伝3

絶世の張禧嬪(チャン・ヒビン)/朝鮮王朝美女列伝4

慈愛の金万徳(キム・マンドク)/朝鮮王朝美女列伝5

理想の申師任堂(シンサイムダン)/朝鮮王朝美女列伝7

ページ:

1

2 3

関連記事

ピックアップ記事

注目記事のエッセンス1

記事「トンイは張禧嬪(チャン・ヒビン)より悪女なのか?」

ドラマ『トンイ』は日本でも大人気を博した。トンイを演じたハン・ヒョジュの魅力もあって、トンイがいかにも明るくて純粋な女性のように描かれていた。一方の張禧嬪は、朝鮮王朝3大悪女の1人に数えられて、悪女の代名詞になっている。しかし、本当の悪女はどちらだったのだろうか。史実を見ていくと、トンイの別の顔が見えてくる。彼女は、ドラマで描かれたような女性ではなかったのではないだろうか。そして、張禧嬪のほうは、伝えられているような悪女ではない一面も見えてくるのだが‥‥。

注目記事のエッセンス2

記事「チーズタッカルビは新大久保でなぜ人気があるのか」

そのままでも高い人気を誇ってきた「タッカルビ」。それにチーズを多めにからませるという斬新な発想から出来上がったのがチーズタッカルビだ。
新大久保の韓国レストランに行って、実際に食べてみよう。
焼き上がったタッカルビが鉄板の両脇に並べられ、その中央にチーズがたっぷり置かれているのが、典型的なチーズタッカルビだ。

ページ上部へ戻る