張りつめたような緊張感
この『無法弁護士』の中で、イ・ジュンギに執拗にからんでくるのがチェ・ミンスだ。気難しいことでも知られる大物俳優だけに、イ・ジュンギも相当なプレッシャーを感じていたはずだ。しかし、彼はその重圧すらも楽しんでいる。
「私が抱えている、張りつめたような緊張感を視聴者のみなさんも感じてくださればうれしいですね」
事実、ドラマ全体を覆っている「張りつめたような緊張感」は、ストーリーをスリリングに導いている。
同時に、イ・ジュンギが見せるアクションも凄い。
「私は今までに作品で数多くのアクションをしてきました。今回の『無法弁護士』も、弁護士ですが、武術をするキャラクターなのです。現実的なアクションで何ができるのか。撮影の度に武術監督とずっと対話をしてます。これまでのスタイルとは確実に違うものになるでしょう」
イ・ジュンギはますますアクションに自信を持っている。
体力的にも「全盛期はまだ先」と思わせる。それは、日頃の鍛練がどれほど凄いかを物語っている。
構成=「ヨブル」編集部
イ・ジュンギが影響を受けた「ブラックリスト問題」の本質とは何か
『麗<レイ>』でイ・ジュンギが演じた光宗(クァンジョン)の実像とは?
イ・ジュンギ、ヒョンビン、東方神起ユンホ/入隊時に語った名セリフを思い出す