俳優魂が覚醒したコン・ユの新たな演技スタイルとは?

 

『82年生まれ、キム・ジヨン』は2016年に発刊されて韓国で100万部以上が売れたベストセラー小説だが、それを原作とした同名の映画が10月に韓国で公開される。社会で女性が背負う重圧をテーマとした作品として大変な話題となっている。




シナリオを読んで泣いた

映画『82年生まれ、キム・ジヨン』では、チョン・ユミとコン・ユが三度目の共演をしている。チョン・ユミは主人公のキム・ジヨンに扮しているが、その夫のチョン・デヒョンを演じるのがコン・ユだ。
特にチョン・デヒョンは妻の生き方を理解して一緒に苦悩を分かち合おうとする夫であり、映画の中でも出番が多い。それだけに、コン・ユの演技が注目されている。
何よりも、コン・ユは『82年生まれ、キム・ジヨン』の出演に際して感情を高ぶらせていた。シナリオを読んで泣いてしまったというほどで、映画が描く「家族のあり方」についてコン・ユも自分のことのように感情移入ができたそうだ。
冷静に自分を客観視して演技に臨むタイプのコン・ユ。そんな彼が、『82年生まれ、キム・ジヨン』では、自らに変化を促して繊細な演技をした。そういう意味でも、今度の新作は彼にとっても大きなチャレンジとなるだろう。
なお、『82年生まれ、キム・ジヨン』の撮影が5月上旬に終わったあと、コン・ユは休む間もなく、次の新作映画の『徐福』に出演し、パク・ボゴムと共演した。




映画『徐福』はクローン人間を題材にしており、コン・ユは国家機関のエージェントに扮していて、パク・ボゴムがクローン人間を演じている。
『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』の放送以降、コン・ユは俳優として休養に入っていたが、2019年は立て続けに映画に出ている。まさに、俳優魂が覚醒したと言えるだろう。

文=「ヨブル」編集部

『トッケビ』からずっとコン・ユとイ・ドンウクの友情が続く!

コン・ユ!『トッケビ』への思い入れが強い発言とは?

コン・ユは『トッケビ』を「30代を飾る作品」と言い切った!

3年経ってもコン・ユ主演『トッケビ』の面白さは変わらない!

コン・ユ主演の『トッケビ』がこんなにも面白い理由とは?(特別編集版)

注目記事のエッセンス1

記事「トンイは張禧嬪(チャン・ヒビン)より悪女なのか?」

ドラマ『トンイ』は日本でも大人気を博した。トンイを演じたハン・ヒョジュの魅力もあって、トンイがいかにも明るくて純粋な女性のように描かれていた。一方の張禧嬪は、朝鮮王朝3大悪女の1人に数えられて、悪女の代名詞になっている。しかし、本当の悪女はどちらだったのだろうか。史実を見ていくと、トンイの別の顔が見えてくる。

ページ上部へ戻る