歴史からどんな教訓を学ぶことができるのか

使節の意見が対立

宴席でもてなす食事は決して豪華とは言えなかったし、秀吉は自らの赤ん坊を抱っこしながら使節と相対した。
しかも、赤ん坊が粗相をして、秀吉があわてふためくという一幕もあった。朝鮮王朝側の立腹も甚だしかった。
ただし、使節たちは秀吉に会って、どんな印象を持ったのだろうか。
天下統一を果たした人物なのに、無礼な田舎者のように見えたのだろうか。
朝鮮王朝に戻ってきた使節のうち、正使の黄允吉(ファン・ユンギル)は国王の前で次のように報告した。
「秀吉はかならずや我が国に攻めてくるでしょう。万全な備えをしたほうがよろしいかと思います」
黄允吉は国防の強化を訴えたのだ。
一方、副使の金誠一(キム・ソンイル)は次のように語った。




「秀吉はまったく取るに足らない人物でございます。我が国に攻めてこないことは明白でしょう」
同じように秀吉と面会した正使と副使の意見が、真っ向から対立した。
その場合、格上の正使の意見が通りそうなものだが、実はそうではなかった。
それはなぜなのか。
(ページ3に続く)

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