「家族の絆」を実感/兵役中に再読したいパク・ボゴム4

 

『雲が描いた月明り』の楽しみ方

「イ・ヨンという人物は、誰よりも家族を想う気持ちが強かったと思っています。僕は、このイ・ヨンという人物を考えると、胸が痛んでしまった部分があります。彼を取り巻くすべての人々がイ・ヨンを警戒し、その場から引きずりおろそうとしている人たちに取り囲まれていたので、宮廷の中で信じられる人物というのは、いつも側にいてくれるチャン内官と妹しかいなかったです」
「そして、父親や妹たちを守らなければならない存在でもありました。イ・ヨンを取り巻く家臣の人たちにとっては無力な王子として見られていたかもしれません。それはあえて演じていた部分もあると思うのですが、世間知らずな世子(セジャ)の姿を演じながら、その中で家族を守っていこうとする彼の気持ちを忠実に考えながら演じていました」
こうした発言を聞くと、『雲が描いた月明り』を撮影中のパク・ボゴムの心情を理解することができる。




彼は「家族を守っていこうとする彼の気持ちを忠実に考えながら演じていました」とはっきり述べている。
たとえ主人公を演じているとはいえ、そこまでパク・ボゴムがイ・ヨンに感情移入ができたのは、家族に寄せる思いがとても強かったからに違いない。
ドラマの中でイ・ヨンには、守るべき対象者が多かった。政治的には敵対勢力が強くて困難が多かったのだが、その中でもイ・ヨンはひるまずに向かっていった。それをパク・ボゴムは「守るべき家族のために」と表現している。
『雲が描いた月明り』を見る上での楽しみ方はさまざまにあるが、パク・ボゴムの強い家族愛を念頭に置いて見れば、さらにこのドラマが味わい深いものになる。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

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