深い内面性を感じさせる/兵役中に再読したいパク・ボゴム8

 

『雲が描いた月明り』でパク・ボゴムが演じたイ・ヨンは、政治的に対立した場面で厳しい表情にならざるをえなかった。そのときのパク・ボゴムの演技にも大いに惹かれた。

万人を魅了する輝き

韓国には「黙内雷(ムンネレ)」という言葉がある。
この「黙内雷」とは何か。
わかりやすく言えば、「表面上はとても静かで黙して語らずという表情なのだが、心の中では雷が鳴り響いているように激しい感情が渦巻いている」という意味だ。
パク・ボゴムの「笑わない表情」をずっと見ていて、この「黙内雷」という言葉を思い出した。




もちろん、パク・ボゴムは笑顔が魅力の俳優である。カメラを向けられたときや、ファンの視線を浴びたときには、自然と笑顔がこぼれる。そして、その表情は万人を魅了する輝きに満ちている。
だからこそ、彼はこれほどのスターになったのだ。
(ページ2に続く)

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