まさに正統派のイケメン俳優である。『彼女の私生活』でパク・ミニョンと共演したキム・ジェウクのことだ。1983年生まれ。モデル出身で183センチを超える長身が目立つ。特技はテコンドーや楽器演奏である。
色の濃い俳優になりたい
キム・ジェウクは日本語が流暢だ。それには理由がある。
彼自身がこう語っている。
「僕が生まれたのは韓国ですが、生まれてすぐに父の仕事の関係で家族みんなで日本に住みました。最初に覚えた言葉が日本語だったから、アクセントもおかしくならずに話せるのだと思います」
韓国には小学校に入る前に戻ったという。
「その時まで日本語しか話せませんでした。小学校からは韓国語で勉強し、いつのまにか日本語は忘れてしまいました」
しかし、20歳以降に韓国に来た日本人留学生の友だちができ、それからインターネットで日本の文化に触れ、ドラマや映画を見るようになった。
「実際、日本語を話す機会にめぐまれたことで、再び話せるようになりました。子どもの頃に覚えた日本語の発音が耳に残っていたのも良かったですね。それで日本人が聞いても違和感のない日本語を話せるのだと思います」
このように語るキム・ジェウク。本業の俳優活動では、型にはまりたくないと思っているそうだ。
「こういう役がやりたい、という決まったものはないのですが、例えば王子様よりも殺人犯などの悪役をやってみたいですね。僕が悪人になると怖い悪人になるかもしれませんよ(笑)。いつか『僕は俳優です』と堂々と言えるときがきたら、自分にしかできない役を演じたい。色の濃い俳優になりたいんです」
もちろん、すでにキム・ジェウクは堂々と「俳優です」と言える実力を備えている。それは、『彼女の私生活』を見ればよくわかる。
文=「ヨブル」編集部
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