『梨泰院クラス』がワクワクする展開になるワケは?

 

『梨泰院クラス』は韓国で社会現象を巻き起こすほどの注目を集めた。象徴になっているのが、パク・ソジュンが扮するパク・セロイだ。この主役のキャラクターは、本当に魅力的だった。

写真=JTBC『梨泰院クラス』公式サイトより




壮絶な復讐劇

韓国のJTBCで2020年1月から3月まで放送された『梨泰院クラス』は、韓国だけでなく日本でも大人気となった。その原動力になったのが、主演のパク・ソジュンであり、主役となったパク・セロイというキャラクターだった。
彼は絶対に妥協できない頑固者だ。
その頑固さゆえに高校を中退せざるを得なくなる。
父親も殺された。その相手が身代わりをたてたので、怒りで半殺しにした。結局、パク・セロイは刑務所に入り、前科者になった。
しかし、将来に向けて準備を怠らなかった。その末に、梨泰院(イテウォン)にやってきた。自分の大望を果たすためだ。
そこは、多くの国籍の人たちが集まる街だった。その中で、パク・セロイは意気投合した仲間たちと走り出した。何よりも、パク・セロイは現実を変えていくパワーを持っていた。




そんな彼の最大の敵が、長家(チャンガ)グループのチャン・デヒ会長だ。
2人の激突が『梨泰院クラス』の中心ストーリーだ。パク・セロイにとってチャン・デヒ会長は、ぜひとも倒さなければならない相手だ。
なにしろ、自分からすべてを奪い取ったカタキなのだ。かならず復讐を果たし、チャン・デヒ会長を土下座させなければならない。
こうして、物語はスリリングに展開されていく。視聴者が意表をつかれたことは、パク・セロイが投資の成功によってすでに大きな利益を得ていたことだ。
その後も次々と「語られなかった過去」が明らかになっていく。本当にワクワクするようなドラマだ。

構成=「ヨブル」編集部

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