韓国のそこに行きたい(済州島 前編)

感動!絶海と奇岩がおりなす雄大な風景

 独自の文化を持つ独立国だった済州島。498年に百済(ペクチェ)の影響下に入ったが、百済が660年に滅んだので、朝鮮半島を統一した新羅(シルラ)の領土となってしまった。

以後は、朝鮮半島西南部を行政地域とする全羅道(チョルラド)の一部となり、朝鮮王朝時代は重罪人の流刑地となった。

山頂が見える山は標高1950メートルの漢拏山

山頂が見える山は標高1950メートルの漢拏山

1946年に済州島は全羅道から分離されて「済州道」に昇格。ただし、1948年には数万人にのぼる島民が虐殺された「四三事件」が起こっている。これは、朝鮮半島が南北に分断する過程で起こった悲劇であった。

以降は島民の生活は苦しかったが、1970年代からは韓国が経済成長する中で、国際リゾート地として発展した。

済州道の面積は、済州島本島と、付随する有人島8個、無人島54個を合わせて1846平方キロメートル。韓国全土の1・9パーセントに該当する。日本でいえば、香川県の面積とほぼ同じである。また、済州道の人口は合計で約55万人だ。

本島である済州島の海岸線の長さは253キロ。車で一周すると約5時間ほど。最近は新しい道路もたくさん造られていて、各地への移動が本当に楽になった。

済州島といえば、その象徴は火山の漢拏山(ハルラサン)。標高は1950メートルで韓国最高峰である。島の中央にそびえていて、その裾野が海と接して海岸線になっている。つまり、済州島は完全に漢拏山を主峰とする火山島なのである。(ページ2に続く)

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