からだのケアが必要
段階的に新兵訓練を行なったうえで、最後に行軍を行なう。
行軍は、重い装備を背負って20キロ前後の距離を早足で歩く訓練で、夜を徹して行なわれる。
こうした訓練を通して仲間同士の連帯感が培われていく。
なお、ウヨンが新兵訓練を受ける白頭山部隊は、山岳地帯に位置している。地形的にアップダウンがとても激しい。
それだけに、平坦な土地にある部隊に比べると、訓練時にも足腰に負担がかかる。ケガをしないように、訓練後のからだのケアに細心の注意をはらう必要がある。
そうして5週間のすべての新兵訓練が終わると、修了式に臨む。
その後、本格的な軍務に就いていくことになる。
文=康 熙奉(カン ヒボン)
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