英祖(ヨンジョ)は景宗(キョンジョン)のおかげで国王になれた!

短かった少論派の天下

一時は英祖自身が「謀反を起こそうとしている」という嫌疑をかけられ、厳罰の対象になるかどうかの瀬戸際になった。
最終的に英祖が救われたのは景宗の兄弟愛のおかげだった。景宗と英祖は母親同士が対立していたが、景宗は弟思いだった。
もっとも、景宗には子供がいなかったので王朝存続を弟に託さなければならないという事情もあったのだが……。
景宗のはからいで命拾いした英祖は、以後は謹慎生活を送り、表立った動きを決してしなかった。




一方、老論派を追い出して完全に政権を握った少論派だったが、その栄華は長く続かなかった。
というより、短い期間であっけなく終わってしまった。
直接の転機は、景宗が在位わずか4年2カ月で亡くなったことだった。次の王位は弟で老論派の支持を受ける英祖が就くことが決まっていただけに、景宗の死は少論派政権の終焉に直結した。
少論派にとっては、景宗に子供がいなかったことが最後まで痛手となった。
(ページ3に続く)

英祖(ヨンジョ)!在位が一番長かった国王

英祖(ヨンジョ)はイ・ソン(思悼世子〔サドセジャ〕)に自決を命じた!

英祖(ヨンジョ)はイ・ソン(思悼世子〔サドセジャ〕)の死後に後悔した!

張禧嬪(チャン・ヒビン)!側室に転落した王妃

張禧嬪(チャン・ヒビン)の息子の景宗(キョンジョン)はどんな王だったのか

ページ:
1

2

3

関連記事

ピックアップ記事

注目記事のエッセンス1

記事「トンイは張禧嬪(チャン・ヒビン)より悪女なのか?」

ドラマ『トンイ』は日本でも大人気を博した。トンイを演じたハン・ヒョジュの魅力もあって、トンイがいかにも明るくて純粋な女性のように描かれていた。一方の張禧嬪は、朝鮮王朝3大悪女の1人に数えられて、悪女の代名詞になっている。しかし、本当の悪女はどちらだったのだろうか。史実を見ていくと、トンイの別の顔が見えてくる。彼女は、ドラマで描かれたような女性ではなかったのではないだろうか。そして、張禧嬪のほうは、伝えられているような悪女ではない一面も見えてくるのだが‥‥。

注目記事のエッセンス2

記事「チーズタッカルビは新大久保でなぜ人気があるのか」

そのままでも高い人気を誇ってきた「タッカルビ」。それにチーズを多めにからませるという斬新な発想から出来上がったのがチーズタッカルビだ。
新大久保の韓国レストランに行って、実際に食べてみよう。
焼き上がったタッカルビが鉄板の両脇に並べられ、その中央にチーズがたっぷり置かれているのが、典型的なチーズタッカルビだ。

ページ上部へ戻る