お盆休みには『トッケビ』をじっくり見たい!

 

放送から何年経っても色あせないドラマがある……というより、時間を経て味わいが一層深くなるドラマがある。『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』は、まさにそんな作品だ。見る度に、まるで神秘の世界を旅するような感覚にとらわれる。




人間の生死を見つめる

『トッケビ』はファンタジーなのか。
あるいは、大人のためのおとぎ話なのか。
そんなことを考えていて、ふと気づいた……『トッケビ』は今までにない神秘性を持ったドラマで、ジャンルを特定することができないのだ、と。
そうなのだ。このドラマに描かれる世界は、時空を超えて縦横無尽に広がっていた。
コン・ユが演じたのはキム・シン。高麗時代の武将で現代まで900年以上も生き続けている男だ。
彼は、王に裏切られて、胸に剣が刺さったまま死ぬことができず、過去から現代までトッケビとしてさまよっている。
この主役の設定に度肝を抜かれた。
今までのドラマで、これほど奇想天外なキャラクターがいたかどうか。
つくり出したのが、脚本家のキム・ウンスクだ。過去に『シークレット・ガーデン』や『太陽の末裔』を書いていて、発想の豊かさに定評がある。




そんな大物が、『トッケビ』という、謎めいた住人たちを通して人間の生死を根源的に見つめるドラマを書いた。
本当に奇怪な展開だらけだが、見ていると、自然に、不思議な世界を奔放に旅する快感を味わわせてくれる。
(ページ2に続く)

絶対に見逃せない韓国ドラマの真髄!/トッケビ全集1

コン・ユ主演の『トッケビ』の大きな見どころはココだ!

コン・ユが主演した『トッケビ』を韓国の視聴者は「芸術」と捉えた!

『トッケビ』のコン・ユは「言葉の世界に生きる詩人」だった

コン・ユ主演の『トッケビ』は魂の不滅を抒情的に描いたドラマ!

コン・ユ主演の『トッケビ』がこんなにも面白い理由とは?

ページ:

1

2 3

関連記事

ピックアップ記事

注目記事のエッセンス1

記事「トンイは張禧嬪(チャン・ヒビン)より悪女なのか?」

ドラマ『トンイ』は日本でも大人気を博した。トンイを演じたハン・ヒョジュの魅力もあって、トンイがいかにも明るくて純粋な女性のように描かれていた。一方の張禧嬪は、朝鮮王朝3大悪女の1人に数えられて、悪女の代名詞になっている。しかし、本当の悪女はどちらだったのだろうか。史実を見ていくと、トンイの別の顔が見えてくる。彼女は、ドラマで描かれたような女性ではなかったのではないだろうか。そして、張禧嬪のほうは、伝えられているような悪女ではない一面も見えてくるのだが‥‥。

注目記事のエッセンス2

記事「チーズタッカルビは新大久保でなぜ人気があるのか」

そのままでも高い人気を誇ってきた「タッカルビ」。それにチーズを多めにからませるという斬新な発想から出来上がったのがチーズタッカルビだ。
新大久保の韓国レストランに行って、実際に食べてみよう。
焼き上がったタッカルビが鉄板の両脇に並べられ、その中央にチーズがたっぷり置かれているのが、典型的なチーズタッカルビだ。

ページ上部へ戻る