主要キャストの魅力
ウンタクに扮したキム・ゴウン。彼女は、映画『ウンギョ 青い蜜』で衝撃的なデビューを果たした女優だ。
今の韓国で個性的な女性を演じさせたら、ピカイチの存在感を持っている。
そんなキム・ゴウンが演じるウンタクは、死神や幽霊のような人物たちと共同生活をすることになるが、不思議な局面でもキム・ゴウンが演じると、ごく自然なシチュエーションに感じられる。
それは、彼女が場面に応じて七変化するからだ。視聴者は、変わっていくウンタクの姿をドラマの進行とともに楽しむことができる。
一方、イ・ドンウクが演じる死神は、人間を悲劇に追い込む存在のはずなのに、わがままなサニー(ユ・インナ)に惚れ込んだり、ドジなミスをおかしたりしてしまう。
どこか憎めない死神なのだ。そんな変わった役柄をイ・ドンウクが巧みに演じてドラマを盛り上げていた。
やはり、『トッケビ』が面白い理由は、すばらしい脚本と主要キャストの魅力に尽きる、と言える。
文=「ヨブル」編集部
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