人間の生死をどう描いたか/「トッケビ」セレクト3

主要な3人

一度目は種を植え、二度目は水をやり、三度目に収穫して、四度目に食べる……。
それはすなわち、人間が「生」と「死」が交差する世界を何度も往来することを意味している。
つまり、「死」は終わりではないのだ。
次に生まれ変わるための始まりなのだ。
それを象徴するのが死神の存在だ。
死神は死にゆく人々を天界に導く役割を持っているのだが、決して悲観的な存在ではない。どことなくコミカルで、愛着すら感じてしまう。つまり、死神こそが「死」が終わりではなく始まりであることを如実に示していた。
こうして『トッケビ』の主要な3人が出そろった。
演じる俳優が絶妙だ。




キム・シンに扮しているのがコン・ユ。
ウンタクを演じているのがキム・ゴウン。
死神にはイ・ドンウクが成りきっている。
(ページ3に続く)

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