ＥＸＯのD.O.（ディオ）ことド・ギョンスと、女優のナム・ジヒョンが夫婦役で出演している韓国時代劇『１００日の郎君様』。ストーリーはどのように進んでいくのだろうか。物語の前半を見てみよう。

飄々とした演技を見せるド・ギョンス

『１００日の郎君様』でド・ギョンスが演じているイ・ユルは、子供のときにユン・イソという高官の娘を愛していたが、彼女はある陰謀に巻き込まれて行方がわからなくなり、イ・ユルは他人をまったく信じることができなくなった。
それ以降、彼は常に不機嫌な態度を見せるようになり、周りの人たちをハラハラさせている。
そんな心の傷を抱えたまま１６年のときを過ごしたイ・ユルは、悪徳高官によって命を狙われていたところを善良な村人に助けられて、暗殺から逃れることができた。
しかし、その際に記憶喪失になってしまった彼は、ウォンドゥクという村人として生きることになった。
だが、もともと世子として過ごしていた彼に、庶民としての生活がわかるわけがない。そんなときに出会ったのがナム・ジヒョン演じるホンシムだ。
彼女とウォンドゥクは結婚して夫婦となるのだが、夫がまったく働こうとしないので苦労ばかりするはめになる。

さらにウォンドゥクが、高利貸しに騙されて高価な品物をたくさん買ってきてしまう。これにはさすがにホンシムも激怒した。
ウォンドゥクはまさにダメ亭主という感じなのだが、そんな彼をド・ギョンスは飄々として演技で見事に演じている。

文＝康　大地（コウ　ダイチ）

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