韓国料理の真髄は「肉」よりも「野菜」だ!(特別編)

野菜は「薬食同源」

先に紹介したように、韓国料理は豊富な野菜によって支えられている。しかも、料理方法が多彩で、たとえばスープの中に大量に野菜を入れたりする。さらに、長期保存できるように薬味やゴマ油で味付けしたものも多い。
また、ワカメやノリなどの海藻類も韓国料理でよく使われる。特に、ワカメスープは韓国の食卓に絶対に欠かせない定番だ。
なお、韓国料理といえば、その最高の到達点が宮廷料理だ。広い食卓にこぼれんばかりに並べられた料理は圧巻である。




その宮廷料理がめざすものは「薬食同源」。「食物は薬と同じ」という考え方が料理に生きている。
宮廷料理の最大の目的は国王の健康を維持することなので、野菜をたくさん使い、さらに肉と魚をバランスよく加えた。それだけに、宮廷料理は究極のヘルシー料理でもあった。そして、その中心は野菜だった。

文=「ヨブル」編集部

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