パク・ボゴムの活動記録4「試練が与えた優しさ」

試練を乗り越えて

数々の試練の中で、パク・ボゴムは卑屈になってしまったのだろうか。
いや、決してそうではない。むしろ、他人への思いやりや前向きな人生観を身につけたのである。
パク・ボゴムの話を知って思い出したのはペ・ヨンジュンのことだ。彼も、小学校時代に父親が起業して牧場を開いたのだが、それが失敗に終わって家まで手放す結果となってしまった。
経済的に大変厳しい小学校時代を過ごしたのだが、ペ・ヨンジュンはその境遇に負けたわけではない。むしろ、「微笑みの貴公子」と呼ばれるほどの柔軟な考え方を身につけたのである。
「神様はその人のために、がんばれば乗り越えられる試練を与える」
そういう言い方がある。
パク・ボゴムにしてもペ・ヨンジュンにしても、自分が試練に負けないでがんばったからこそ、いまの彼らがあるのだろう。




特にパク・ボゴムはまだ20代半ばで、これから様々な作品ですばらしい演技を見せてくれるはずだ。試練を乗り越えた彼は、強い精神力を持って今後の俳優人生を歩んでいくだろう。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

パク・ボゴムの活動記録1「『雲が描いた月明り』のイ・ヨンとは?」

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