ブラリ散策に役立つ「新大久保の歩き方」(再読版)




交通量が多い大久保通り

新大久保駅の改札口を出て右に曲がってガードをくぐれば、そこからがいよいよ韓流関係の店が増えてくる。心がウキウキしてつい早足になってしまうが、その前に街の全体像を頭に入れておこう。
新大久保のコリアンタウンを形成する軸は、大久保通りと職安通りだ。この二つの通りは350メートルの間隔で平行に走っており、南側でより新宿に近いのが職安通りだ。ただし、今は大久保通りにいるので、まずはこの通りから見ていくことにする。
大久保通りは歩道が狭いのに大勢の人が通行するので、人とぶつかりそうになって歩きにくい。ここは心を落ちつかせてゆっくり歩くようにしたい。
とにかく、韓国料理店が次々と軒を連ねているので、本当にソウルに行ったかのような気分になってくるだろう。
大久保通りでも特に人通りが多いのは南側の歩道だ。それも当然で、新大久保駅の改札口がある側なので、どうしても自然に南側の歩道に人が集まる。そして、北側の歩道に行くには、大久保通りを渡らなければならない。それが面倒に思えるかもしれないが、人通りは北側のほうが少ないので、歩くときには便利だ。




ただ、横断歩道でないところで大久保通りを渡ろうとしている人をよく見かけるが、それは危ない。大久保通りは決して広い道路ではないが、交通量が意外と多いのだ。やはり、信号のあるところで横断歩道を渡ったほうが安全だ。
大久保通りを歩いて実感するのは、「ここまで韓流関係の店が増えたのか」ということ。かつて新大久保のコリアンタウンといえば、大久保通りより職安通りのほうが主流だったのに、今では大久保通りのほうがずっと店が増えたし人通りが多い。やはり、山手線の駅が近くにあるというのが大きい。なにしろ、いろいろ買い物をして荷物が重くなっても駅が近いと助かるものだ。
大久保通りの南側歩道を歩いていると、「ソウル市場」というスーパーマーケットが見えてきた。まさに、新大久保を訪れる人たちの購買意欲をかきたてる店だ。
この「ソウル市場」の先の角を右に曲がると、職安通りに至る通りがあって多くの韓流シヨップがある。俗に「韓流通り」と呼ばれている(一般に認知された名称ではありません)。




この通りは、車がやっと1台通れるほどの幅で、10年前なら人通りもそれほど多くなかった。なにしろ、ラブホテルが何軒かあるほどで、夜になると人影がパッタリだった。しかし、今は韓流関係の店がズラリと並ぶようになり、それにつれて歩行者の数が増えている。
ただ、いくら人が集まってきても、この通りは今でも車が通行するので、そのことも頭に入れておこう。あまりにのんびり歩いていると、後ろからクラクションを鳴らされてしまうかもしれない。いくら狭いとはいえ、歩行者専用道路ではないのだ。
通りの長さは350メートルほど。ゆっくり歩いても5分くらい。やがて職安通りに出た。職安通りは大久保通りよりもずっと道幅が広いので、反対側の歩道が随分遠くに感じる。逆に言うと、車道によって職安通りの二つの歩道が分離されている感じだ。そのあたりはちょっと惜しい気がする。
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新大久保の韓国レストランに行って、実際に食べてみよう。
焼き上がったタッカルビが鉄板の両脇に並べられ、その中央にチーズがたっぷり置かれているのが、典型的なチーズタッカルビだ。

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