プラスのエネルギー
今や韓流は「ブーム」ではなく、日本の大衆文化の中で「ジャンル」として定着してきたと言える。
「ブーム」なら一過性なのだが、「ジャンル」となれば根強い人が支えていて、そう簡単に衰退することはない。そういう意味で「第3次」を支えているファン層は固い。
さらに、K-POPでは次々と新しいスターグループが誕生しているし、ドラマの分野でも企画力に優れた作品が放送されている。
何よりも、新しい韓流ブームを支えている人たちには行動力がある。実際、日本から韓国に行く人がとても増えていて、その人たちが韓国発の情報を伝えてくれる。
それがSNSでまたたくまに拡散し、さらに韓流に興味を持つ人が増えている。
このように、新しい韓流ブームでは、SNSによって情報が飛躍的に広がっている。そこにはマイナスなものもあるのだが、プラスのエネルギーが凄いので、結果的に韓流はパワフルになった。
多くの人の発信力が支える第3次韓流ブームは、さらにファン層を広げていくだろう。
構成=「ヨブル」編集部