40歳まで続く
最後に待っているのが民防衛訓練だ。
この民防衛訓練を40歳になるまで受けなければならない。
その中身は、1年目から4年目までは年間4時間の訓練を実施する。
民防衛訓練の場合、5年目以降は年間1時間の訓練に変わる。
この民防衛訓練の目的は、召集したときにすぐ部隊に集まれるかどうか、をチェックすることに主眼が置かれている。
訓練自体は体力を要するものではない。
しかし、予備軍に拘束されているという意識は重い。
そうした中で、40歳になると兵役は完全に終了する。
なお、予備軍の訓練は、韓国各地にある専用の訓練所で行なわれる。いったんは除隊した芸能人も、日程をやりくりして訓練所に行き、他の人たちと同様に予備軍の訓練を受けている。
文=康 熙奉(カン ヒボン)