足腰に負担がかかる訓練
長期的な戦闘を想定した訓練も重要だ。
その中で繰り返し行なわれるのが遊撃訓練だ。
この遊撃訓練とは何か。
これは、山野を駆け回って敵に近づいて攻撃を加える訓練だ。身を隠しながら無理な体勢で前進しなければならず、このときに身体を傷める新兵が多い。いわば、難関の訓練だと言える。
実際、イ・ホンギが新兵訓練を受ける白頭山部隊は、山岳地帯に位置している。地形的にアップダウンがとても激しい。
それだけに、平坦な土地にある部隊に比べると、訓練時にも足腰に負担がかかる。ケガをしないように、訓練後のからだのケアに細心の注意をはらう必要がある。
その他に、テントを張って数日滞在する野営訓練なども行なわれる。
段階的に新兵訓練を行なったうえで、最後に行軍を行なう。
行軍は、重い装備を背負って20キロ前後の距離を早足で歩く訓練で、夜を徹して行なわれる。
5週間にわたった訓練がすべて終わると修了式に臨み、その後に本格的な軍務が始まっていく。
文=康 熙奉(カン ヒボン)
FTISLANDのイ・ホンギが入隊する白頭山部隊(第21師団)とは何か?
9月30日に入隊するFTISLANDのイ・ホンギの除隊日はいつ?