美しき好敵手物語/兵役中に再読したいパク・ボゴム6

 

パク・ボゴムが演じたイ・ヨンとジニョン(元B1A4)が扮したユンソンが、男装していたホン・ラオンと三角関係に陥るというのが、『雲が描いた月明り』のメインストーリーであった。演技の上でも、パク・ボゴムとジニョンは世にも美しい好敵手物語を繰り広げていた。

写真=韓国KBS『雲が描いた月明り』公式サイトより

韓服が似合う2人

最近の韓国時代劇の中でも、キム・ユジョンが演じたホン・ラオンほど幸せなヒロインは他にいなかっただろう。
なぜならば、パク・ボゴムとジニョンの2人から求愛されるという最高の立場にいたからである。
もちろん、両者の求愛を同時に受けるわけにはいかないので、どちらか1人を選ばなければならない。それでもパク・ボゴムとジニョンのキャラクターを考えれば、これほどうれしい「究極の選択」はなかった。
このところ、イケメンの男優がたくさん登場する韓国時代劇がいくつも見られるが、その中でも『雲が描いた月明り』は特別な輝きを持っていた。
主役のパク・ボゴム。朝鮮王朝の世子(セジャ/王の後継者)に扮していて、ジニョンは名門一族の御曹司を演じた。




2人とも文句なしの重要な役で十分に持ち味を発揮していた。何と言っても、韓服が本当によく似合っていた。
(ページ2に続く)

『雲が描いた月明り』を語る/兵役中に再読したいパク・ボゴム1

試練が与えた優しさ/兵役中に再読したいパク・ボゴム2

温かい人柄を実感/兵役中に再読したいパク・ボゴム3

時代劇屈指のキャラクター!/兵役中に再読したいパク・ボゴム5

翼善冠が本当によく似合う/兵役中に再読したいパク・ボゴム7

固定ページ:

1

2

注目記事のエッセンス1

記事「トンイは張禧嬪(チャン・ヒビン)より悪女なのか?」

ドラマ『トンイ』は日本でも大人気を博した。トンイを演じたハン・ヒョジュの魅力もあって、トンイがいかにも明るくて純粋な女性のように描かれていた。一方の張禧嬪は、朝鮮王朝3大悪女の1人に数えられて、悪女の代名詞になっている。しかし、本当の悪女はどちらだったのだろうか。史実を見ていくと、トンイの別の顔が見えてくる。

ページ上部へ戻る