新兵訓練の専門施設「陸軍訓練所」とは何か

 

陸軍訓練所は、韓国中部の論山(ノンサン)にある。論山は、ソウルを起点にすると、直線距離で南に150キロメートルのところにある。ソウルからはKTX(高速鉄道)で行くことができる。

写真=韓国陸軍公式サイトより

新兵の45%が訓練を受ける

陸軍訓練所が設立されたのは1951年で、かつては第二訓練所と言われていた。当時は済州島(チェジュド)に第一訓練所があったからである。
しかし、立地の良さから重宝され、1999年から正式に「陸軍訓練所」となり、新兵訓練のメッカとなった。
なお、陸軍の新兵教育施設は、「陸軍訓練所」「102補充隊」「新兵教育隊」の3種類がある。




「陸軍訓練所」と「102補充隊」は1カ所のみだが、「新兵教育隊」は22の師団に設置されている。
つまり、合計で24施設ということになる。
新兵訓練を行なう人数は1年間に28万5千人。その中で、陸軍訓練所はわずか1カ所で45%の新兵を受け入れている。
まさに、新兵訓練のための専門施設と言えるだろう。(ページ2に続く)

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