チャン・グンソク!「新兵訓練より研修」は兵役の適切な始まり

 

チャン・グンソクの兵役が7月16日に始まった。当初は陸軍訓練所で4週間の新兵訓練を受けると予想されたが、彼は社会服務研修センターに入って研修を受け、新兵訓練を行なわなかった。その経緯について考えてみよう。




補充役とは何か

最初に、チャン・グンソクのように社会服務要員になる人の状況を見てみよう。
兵役判定では、1級から3級までが現役兵になるが、4級の場合は補充役になる。
この補充役とはどういう意味だろうか。
厳密に言うと、「現役兵になることができるのだが、持病などがあることを勘案し、今すぐに現役兵にならなくても、後ほど必要なときに兵士として軍務に当たってほしい」という立場だ。
もっとわかりやすく言えば、「通常は民間人として生活し、もし戦時になったら軍隊に入って兵士として軍務に当たる」ということだ。
つまり、「戦時のときに補充される兵士」として「補充役」になっているのだ。
いざというときに兵士になるので、4級の人も新兵訓練を受ける必要がある。




しかし、兵役そのものは社会服務要員として代替服務することができる。
ところで、現在の韓国軍は兵士が大幅に余っている。
それによって、国防省は2022年までに兵士の数を大幅に減らす計画をたてている。そうであるならば、徴兵制を廃止にしてもよさそうなものなのだが……。(ページ2に続く)

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